Pearl Jam, Heart, Alice in Chains, Candlebox, SoundgardenやQueensryche
シアトル出身の彼達は全てに共通しているギターを使っています。それはどんなギターなのでしょうか? 既に世界的ビッグネームの“かれら”ではありますが、おどろく事に実はいずれも自らが進んでワシントン州のベルビューにあるマイク・ルル・ギターワークスがカスタマイズした愛機や、オーナーであるルル自身の自らの手によってハンドメイドされた楽器を使用しているという事です。
The Guitar Worksのオーナーであるマイク・ルルが当時、まだ楽器店というものがほとんど存在しなかった頃に、ノースウェストにギターショップをOPENさせたのは1976年の事でした。
「当時の僕はそこのショップの常連や友達の為にだけ、改造などをやっていたんです。エディー・ヴァン・ヘイレンのように有名なミュージシャンに仕事を依頼される事になるまでは実にのんびりとね。」
その後、ルルの仕事の評判がますます広がっていくと同時に彼のステップアップへの保証となり、だんだん気持ちが動かされていきました。そしてその事が結果として1976年に彼は自分のリペアーショップを開かせる引き金となったのです。
「彼等はミュージックストアで楽器を買ってきては全ての物を決まっていつでもここに持ち込みました。」(アン&ナンシーのウィルソン姉妹とギタリストのハワード・リースはいずれも強烈な数のヴィンテージギターを所有しており、それらは全てマイク・ルルによって調整され、実際のステージでも惜し気も無く使われている。)
ノースウェストのアーティストの間で、修理と改造、復元がひと段落したので、ルルは最初の彼自身の手によるオールハンドメイドによるインスタルメンツを紹介する為に『Mike Lull Custom Guitars』を立ち上げました。この工房の大変にユニークな点は、個々の特別な要求に答え、オートクチュールの仕立て屋として個人個人に接するあまり、いつも集会場のような賑わいです。
しかし“1年間に100〜200の本数しか作りたくない”とルルは考えます。(大体1ヶ月で8〜16本、週産2〜4本ペース)
The Guitar Worksでは、今日ではその奏法の違いから分化されたギターとベースの両方向において、SETUP, ACTION等の調整を専門化してきました。また、ヴィンテージとモダンなギターへのキャラクターの違ったギターに、それぞれ最高とされるリフレット技術の使い分けも出来ます。フレットの仕上げは文句の付けようがない程、素晴らしい水準を誇り、またアコースティックギターへのネックリセット、ブリッジの張り替えや完全なレストア、リフィニッシュや造り替えに関しても世界で最上級のレベルでの仕事をお約束いたします。 |