ジャンゴ・ギター


 1989年、ヨーロッパでは既に有名なマイスター(バイオリンの製作家で、クラッシックギター等も製作している)であったジョージだが、新たな新天地を求めてアメリカに渡って来た。当時アメリカ国内では全くの未知の製作者だった彼は、早くも1991年、ワシントン州タコマ市で開かれたアメリカ国内の楽器制作者達の組合 "Guild of American Luthiers" Conventionに招待され、雑誌記者にもインタビューを受ける。その時のエピソードが面白いのでジョージに聞いてみた。

 質問の締めくくりに、『貴方の表舞台のゴールは何ですか?』と聞かれたので、「この国でのNo.1のデザイナーになる事です!」と私は真面目な顔で答えました。けれども彼等に『アンビリーバボー!』と言われ、クスクス笑い出されてしまったんです。 けれども5年後、私はこの同じ"Guild of American Luthiers" Conventionの会場で、アメリカ国内でのNo.1デザイナーに任命されました。私のこの時にギター“ジャンゴ”は今までで一番優秀なギターという事を、会場中の皆が同意してくれました。まあ、そんな訳で私の表舞台でのゴールは達成されたという訳です。そしてこれからは“お客様1人1人に対してのカスタマーハッピーが、私の目指すゴールです!”


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