2001春、LAはベニスビーチに程近いカラザースの工房内にてこのプロジェクトはスタートした。カラザースが長年研究を重ね、今や彼の十八番であるセミホローBODY技術を生かすべく、たった1本のみがカスタムメイドされた。 『あのロベン・フォードモデルの音色とラリー・カールトンの音色をLPサイズに同居させれないか? マテリアルは何をどのように使えば良いのか? アタック&リリースはどのくらい? 材料の厚みは? 艶がありメロウなサウンド。果たしてドライ感を保ったままリッチなオーバードライブが得られるのか?』
大変貴重なホンデュラス・マホガニーをネック&ボディバックに。最上級の目の大変に詰まった単板スプルースを柾目で削り出し、『このハンドカービングは実に通常の何倍も手間の掛かる作業だ』と本人のコメントにあるように、かって存在した事が無い程の美しいハンドカービングを施したこのギターはその彼のホロー技術を余すところなく後世に伝える彼の技術の集大成的存在になるでしょう。
ギタリストであれば誰もが手に入れたいと切望してやまない『ゴールデン・ヴォイス』を是非お楽しみください。
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