フロントパネルコントロ−ル
・インプットシグナルコントロール部:GAIN
一番最初にギターのシグナルをレシーブしてプリアンプ部へと導く回路設計の為、最終的なトーンとサスティーンへ大きく関与します。フュークスオーバードライブシュプリームを上手に使いこなすコツはこの最初のセッティングにおいて、あなた自身 の“スイートスポット”を探し出す事からスタートします!
また、チャンネル切り替え時のオーバードライブの深さにも連動していますので慎重にバランスを取ってください。(30W、50Wは9時手前辺りから、100Wは11時〜1時近辺にスポットヒントが存在します。)
・ミニスイッチ群:BRITE SW/DEEP SW/ROCK or JAZZ SW
その名前の通り、各音色を味付けする為の2点切り替えSWが3つあります。JAZZはクリアーサウンド、一方ROCKはハイ/ミッドがふくよかなサウンドです。ここでまず最初に倍音が付け加えられます。
*クリーンch/オーバードライブchの両チャンネルでの音色決定に関与しています。
・プリアンプ部のTONEコントロール群:HIGH/MID/LOW
高域/中域/低域のコントロールです。HIGHとMIDつまみはプルすると、各々MIDとGAINがワンポイントブーストされます。倍音の乗る帯域をコントロールする設
計になっており、扱いが慣れればこの部分の設定次第で、サンタナやカールトンの様にフィードバックを自在に操ることが出来ます。
*クリーンch/オーバードライブchの両チャンネルでの音色決定に関与しています。
・オーバードライブ独立コントロ−ル部:INPUT/OUTPUT
インプットはオーバードライブの量、アウトプットはオーバードライブ時の独立
したVOコントロールです。アウトプットつまみをプルするか、裏パネルに接続したフットSWでCh切り替えします。
*最初のGAIN調整が連動しています。この場所でのオーバードライブの“深さと音色”に大きく関与していますので、もう一度最初のGAIN設定を見直し、再度一緒にバランスを取ってあげて下さい。
・ACCENT
アクセントコントロールは、ずばりピッキングアッタック倍音のコントロールです。音に張りとツヤを与えます。メロウトーンから“ザクザク”感の強調されたヘヴィーピッキングアタッカーまで対応型のトーンコントロールです。つまみを慎重にまわしてポイントをつかんで下さい。注意深く、注意深く。なぜなら、一度病み付きになるともう後戻り出来ないのですから。
・REVERB
アキュトロニクス社特注バージョンリバーブコントロール。アンディ・フュークス十八番芸のサーキットモデリングデザイン採用。全米ギタリスト達にフュークスの名前を一躍有名にさせた、スーパーローノイズ&シンギングトーンリバーブです。是非お御試しあれ!!
バックパネルコントロール
・センド/リターンコントロール/MINI MIXER:SEND/RETURN
センド/リターンコントロールはプリシグナルを一旦取り出し、外部エフェクターに接続するものです。さらにミニミキサー部を搭載しており、アナログ派の愛用するヴィンテージコンパクトEFから、スタジオクオリティーのラックEFまで適切なインターフェイスをお約束します。
あの有名なハワード・ダンブル・オーバードライブスペシャルの“ダンブルレーダー”からインスピレーションを受けて、さらにアップグレードされたものです。こいつは“シグナル劣化まったく無し!”の優れものです。
Series/Parallel
リバーブシグナルだけを取り出し、本体をリバーブタンクのみで使用できます。
Return Trim
センド/リターン回路をアクセス or 回避するSW
バックパネル部その他
電源コードのコネクター、4Ω、8Ωの各SPアウトプットジャック、FSWのアクセスジャック(アップグレードバージョン有り)、電源SW、スタンバイSWなどがあります。
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