Fuchs AMPを簡単に説明するならば


 私がオーディオ界のチューブアンプ製造会社や製品から学んだ事の多くが、最近 までギターアンプ業界では決して見られなかったんです。
あなたがもし、ハイファイオーディオに精通している方だったら、コンラッドジョンソン、マッキントッシュ、オーディオリサーチ、カウンターポイント、クイックシルバー、MFAやその他の会社での製品作りを見る事から「私の回路は影響があるのでは。」と御指摘されると思います。私がNYのオーディオ研究所に在籍していた頃に、なんとギターアンプのサーキットは40年代よりテクノロジーが全く進歩していない事に気が付きました。
電源供給部分のテクノロジーと注意深くパーツのクオリティに気を使う事だけでもそれらから十分に抜きん出る事ができました。そのぐらいメーカーは全く気を使ってはいなかったのです。
オールドのアンプをレストアする時には全てのハンダのポイントやグラウンド部 分に注意を払うという事は基本です。どれほど回路設計が優れているかどうか以前にそれらに細心の注意を払い、電源供給の安定をしっかりしてやる事だけで、大きく信頼性のあるサーキットになります。
我々のギターアンプは簡単に説明するならば、近代的なFETを用い、安定した電 源供給のできる回路、更に注意深くセレクトした各パーツが役割を100%発揮する組み合わせの設計という事になるでしょう。


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