Carruthers/Mike Lull/Fuchs AMP
17th Street Guitars/MASTER GUITARS/Burris Amp

総代理店


Carruthers Guitars

 ジョン・カラザース。この名前を知っている方は相当に楽器業界の事情通だとお見受けいたします。
それもその筈、ジョンは60年代半ばから現在までもミュージシャンや楽器大手メーカーへの技術提供やOEM生産など裏方に徹していたのですから。多くのアーティストモデル製作やプロダクト開発、例えばEMGピックアップやバジー・フェイトン・チューニングシステムの開発、ロベン・フォード・モデルやジョー・パス・モデルの製作。ヤマハのSGやBBシリーズ、そして70年代にはレオ・フェンダーの片腕としてミュージックマンのスティングレイの開発などなど。
そうです、みんな彼等の楽器は彼が製作したのです。カールトンの335にTP-6を取り付けたのもジャコのジャズベのフレットレス処理、グレイドンやルークらと開発したプロジェクトの数々、ホテル・カリフォルニアの12弦ギターまで実はカラザース製だったんです。めちゃくちゃ長くなるので別ページに詳しく書きました。

※ユーザーリスト

※取扱ディーラー
└イケベ楽器秋葉原リボレ店 1/2

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http://www.carruthersguitars.com/

Mike Lull Custom Guitars

 玄人受けのする仕立て屋。アメリカは西海岸の街シアトルでカラザースと時を同じく現在まで35年以上のキャリアを持つリペアーマン&ビルダー、マイク・ルル。
彼の誠実な人柄と玄人好みする丁寧な仕事振りは地元ミュージシャンのみならず、全米中に名を轟かせています。古くはハート、ビル・フリーゼル・パールジャムやニルバーナまでノンジャンルなのも特徴ですね。リズムトラックに打ち込みやループサウンドが多い一方で、かえって最近は人間らしいグルーブ系ベーシストの活躍が目立ってきました。そのバネ感のあるグルーブするミドルの存在、そして思わず『良い仕事してますね〜』と言ってしまう程のフレットワークや配線取り回しなどなど、現場のプロ相手に積み上げたノウハウはベーシスト必見です。

※ユーザーリスト

Mike Lull in NAMM 2002


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http://www.mikelull.com/


Fuchs Amp

 音色こそ最大のテクニック?
一流プレイヤーのライブに足を運ぶと、その素晴らしいTONEにノックアウトされてしまうのは、私だけではないでしょう。研ぎすまされたテクニックは勿論あって当たり前の世界で、彼達は決まって独自のゴールデンヴォイスを持っています。自分自身の音色に酔いしれているかの様にプレイしています。

そんな太くて艶がありシルキーなクリーンTONEと、上質な倍音を含んだリッチな極上のオーバードライブサウンドがあったら。共にソリストタイプのギタリストなら誰もが手に入れたい“究極のゴールデンヴォイス”かもしれません。
本来王道なサウンドなのでしょうが、意外や最近はラウド過ぎるAMPが目立つのは時代のせいでしょうか?
『ロベン・フォードやラリー・カールトンの様な極上TONEだ!』
本国アメリカでは既に同業者であるAMPビルダー達からも大絶賛されているこの天才男。アンディ・フュークスの製作するAMP。オールハンドメイドなので大変お待たせしておりますが、遂に日本でも購入出来るようになりました。あなたは自分自身の音色に酔いしれてプレイしてくださいね。

※取扱ディーラー
新星堂ロックイン吉祥寺店

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http://www.fuchsaudiotechnology.com/


Burriss Amp

 いつの時代も、このオーバードライブやディストーション類は実に様々な製品で賑わってきました。音楽スタイルの発展に伴ってギターサウンドも多様化、また80年代の後半には、それまでのシンセやピアノ主体の楽曲からギターバンドが多く出てきた時期とも丁度重なって、この市場はここ20年程大変に活気があります。
 数年前まではそれ自体で歪みを得られるものが主流でしたし、ハードロックが盛んだった90年代初頭には各社競って深い歪みを得られるものを市場に送りだしていた時期もありました。その後にブルース/ロックへの回帰や製品開発時には意図されなかった使い方等のアイデアも海外ミュージシャン情報から入手されると、もう一方でブースターという流派や活用方法にも焦点が当てられてきました。
 特に有名なのはTS-808チューブスクリーマーのその後の使い方で、面白い事にターボオーバードライブが発売された80年代半ばには、TS-808は余りに歪まないので人気が無く、私が所属していた大学のジャズ研の部室にもずっとほったらかしになったものがあったと記憶しています。楽器店でも当時、大特価で山積みされていました。しかしスティーヴィー・レイ・ヴォーンを始めとしたギタリスト達がこぞってビンテージアンプのゲインアップの為にブースターとして使用したので、今日このTS-808は使用方法が再確認され、ヴィンテージ市場での人気は驚くほどのものとなっています。

 70年代製の趣のあるブースターはさておき、90年代の半ば辺りからこのブースター系も色々と発展してきました。その中でもケンタウルス等は15年程前に発売されたにも関わらず、未だにベストセラーですよね。大変優れた物で長年愛用していたので、もし壊れたら困ると思い、私も常時2台持っていました。

 その流れはアメリカ国内でも主流に成りつつあり、私が渡米していた2000年から2001年にかけてアメリカのハンドメイド工房を探索していた際にも、それまでのラック主体から、コンボアンプ/コンパクトエフェクターに回帰する流れが見られた時期で、あちらこちらのメーカーで実に様々なブースターが開発されていました。そして2002年辺りから日本国内でも多くが商品化、また輸入/紹介されました。 ブースターは一方で、かなり元の音に脚色を加える物もあり、そういった種類の場合、ギターやアンプだけでは気に入った音色が作れなくても、倍音を綺麗に付け加えてくれたり、細い音でも太い音の迫力のある音になってくれたりで結構楽しいものでした。皆さんもいっぱい試された事でしょう。
 しかし近年ユーザーの多くが、ヴィンテージアンプや高級なブティックアンプを既にお持ちになっており、気に入っているそれらのトーン自体は変えずにサウンドのバリエーションを増やす為に音量、叉は歪み加減を調整したいとのリクエストを多く耳にするようになりました。また、近年多くの1ボリューム/1トーンのような男っぽいアンプが販売されており、それらを更にコントロールしやすくしたい/バリエーションを持たせたいというのは私だけではなかったはず。簡単に言うと、原音を全く変化させずに音量だけ大きくしたいというものです。そういったものは最近だとクリーンブースターという呼ばれ方をしている種類にカテゴライズされるものだと思います。 私自身もその中の幾つかを試し幾つかを所有してきました。

が、今回FULL MOON Co.が紹介するものは、それらの中でも特に洗練されたものと言えるでしょう。そういった意味ではこの種類の製品群はようやく成熟されてきたのだと考えさせられてしまいます。

ブースターというのは、これが結構原音を変えてしまうものなんですね。しかし、これは全くの“オーガニックブースター”と言えると思います。

 音量の変化だけを行ない、音色へは“何も足さない、何も引かない”です。 トーンへの脚色も無く、良い音にもしてくれない“ただのつまらないブースター”なのです。私自身も弦を2ヶ月程張りっぱなしのLPで試奏した際、余りに音がヘロンヘロンの大きい音がしたので、ズッコケてしまいました。しかもちっとも上手に弾かせてくれないのでその日体調の悪い私は落ち込んでしまいました。
もし貴方が、現在の御自身のトーンに満足されていないならば、私は正直このブースターはお勧めいたしません。気に入らないトーンがかえって目立ってしまい、いつにも増してがっかりしてしまうでしょう。
しかし、しかしですよ!もし貴方が既に貴方自身の気に入ったトーン、サウンドを手中に納めているのなら、そして素晴らしいピッキングニュアンス、ダイナミクスレンジのあるサウンドを欲するのであれば、このオーガニックブースターは、まるで顕微鏡のごとく貴方のトーンをフォーカスしてくれます。
うっとりするような芳醇でメロウなJAZZギターサウンドを、また一方で倍音の整った歌い上げるようなブティックアンプとハイエンドギターによるサスティーンオーバードライブを既に手中に納めている貴方、またヴィンテージLPやSTを使って歴史的な価値ある素晴らしいヴィンテージアンプ達をもっともっといじめて泣かせたい貴方。一番にお勧めいたします!! プレイする事がやめられなくなりますよ!!
注意:ゲインをアップし過ぎてSP飛ばさないようにネ。

 それともう一つ、著名ギタリスト達が見つけ出す前に押さえておきたい貴方にも是非オススメです。

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http://www.burrissamps.com/


Carruthers/Mike Lull/Fuchs Amp
17th Street Guitars/MASTER GUITARS/Burriss Amp

日本総代理店

FULLMOON Co.

横浜市都筑区富士見ヶ丘20
Phone/Fax 045-945-0864


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